「天の父のように完全であれ。」マタイ5:48は無理難題をあえてイエス様が言われ、誰もが失格だと示されたことを前回学びました。
しかし、完全をわきまえるよう勧められています。なぜなら、完全をわきまえないと、自分を苦しめ、人を苦しめることになるからです。
この世と調子を合わせるな
この世と調子を合せてはいけません。むしろ、心を新たにすることで自分を変えていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。
ローマ12:2
この世=コスモス
ヨハネ15:19によると、私たちは既にこの世のものではありません。イエス様が私たちを選び出してくださったが故に、世が私たちを憎むのです。
しかし、この世はサタンが支配し影響を与えています。サタンが作り出したシステムに則り、その価値観で動いています。
外側(外見)から変えられ、サタンの側に引き込まれないように気をつけないといけません。
おおいが掛けられている、サタンの正体
それでもなお私たちの福音に覆いが掛っているとしたら、それは、滅びゆく人々に対して覆いが掛っているということです。彼らの場合は、この世の神が、信じない者たちの思いを暗くし、神の形であるキリストの栄光に関わる福音の光を、輝かせないようにしているのです。
Ⅱコリント4:3~4
この世の神=サタン
サタンの力には限界があり、彼の最期ももう決まっています。しかしそれを悟らせまいと覆いを掛けて、真理を知らせないのです。
サタンは既に敗北者であり無力ですが、この世のシステムを作らせ、混乱させ、支配しているのです。
この世と調子を合わせるな
この世と調子を合わせない、心の一新が必要です。
①価値観、考えを一新しないといけません。古い肉(以前の自分)にぴったりの価値観が『この世』です。
②捨て去ること。自分がこれまでに受けた心の傷、ダメージ、失敗、罪、後悔等々・・・。
カトリックは懺悔というシステムがあります。プロテスタント改革派は毎回礼拝ごとに、「罪の告白」をするそうです。しかし、これは果たして聖書的でしょうか?
自分を変えるのは自分の力ではありません。
自分を変えて頂くのが本来のあり方です。
完全=テレイオス。円熟の極み、成長した
テロス=結末、状態の終わり
上の、蝶の画像を見て下さい。色々な成長段階がありますね。勿論成長しきった姿は蝶ですが、各段階もそれはそれで完全な段階と言えます。
毛虫だから、蛹だから中途半端、という事ではないのです。
私たち人間も、子どもであってもその成長段階の完全さがあります。そして大人でさえ、まだまだ不完全です。
人間どうして評価しあっても無意味です。完全とは、神に受け入れられること、神の評価に生きること、それをわきまえる事です。
超ポジティヴな言葉と考え
自分を変える作業は、自分でやってはいけないのです。私を聖化して下さるのは聖霊の働きです。
私たちはみな、覆いを取り除かれた顔に、鏡のように主の栄光を映しつつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられていきます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。
Ⅱコリント3:18
①この世と調子を合わせない心の一新(自分で)
②超肯定的な言葉で上書きSave(自分で)
③後は聖霊の働きに100%任せる
私たちをイエス・キリストのように変えて下さるのは聖霊なのです。
こう考えたら生きるのがとっても楽になりませんか!?委ねて生きましょう。
※より詳しい動画と音声はこちらより。パスワードは webcha です!
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