11月21日:理不尽な世界を神は?聖なる戦い⑥

神の平安 メッセージ

神はどのようなお方でしょうか?

この世は偶像、そして作られた神々に満ちています。それらは全て、サタンから出たものですが、私たちは『神』をどのような方と考えているでしょうか?
後利益だけを求める、神にあれこれおねだり、お願いしたり、それが叶わないと今度は不平不満をぶつけていないでしょうか。

神のお気持ち、御心を知りたいと考えていますか?

神の御心が分からないのはどうして?

①人間が隠している
②サタンが隠している
③人が知ろうともしない
④ヨナの例
優秀な預言者だったヨナは、神のことも、神の御心もよく知っていました。ですが、寛大な神の計らいに同意出来ませんでした。神が赦そうとしている相手のしたことが許せないのです。
ですが、例え誰かが大きな犯罪を犯したとしても、犯罪とは罪の結果です。そして罪とは、神の心と一つになっていない状態をいうのです。
だとしたら、私たち皆が罪人です。

サタンの巧妙な策略、陰謀

①アダム以来の陰謀
サタンはアダムとイブを、神との親密な交流から離しました。同時に、人間の子孫に対しても攻撃を開始したのです。
メディア人は私たちを天地の創造主、神から分断させました。
堕落させることによって、神の祝福を奪い、逆に呪いを受けるような結果になっています。
人類の人口削減も、サタンから来ています。
人の種、精子と卵子を破壊し、人類を滅ぼそうとする考えの出どころは、サタンです。

創世記の3章に書いてあります。
いずれ女の子孫がサタンの頭を踏み砕く時が来ます。未来の救いです。
書かれている女の子孫単数形です。サタンには誰か分かりませんでしたので、とにかく皆殺しにしようとしたのでしょう。
それは、今でも続いています。

②ペオル事件(民数記25:1~5)
これはモアブ人の陰謀でした。
イスラエルの民が本当の神に背を向け、バアル・ペオルを慕いだすのです。
慕うという言葉は『くびきを共にすること』です。偶像崇拝、サタン崇拝とくびきを共にしたのです!

この結果、イスラエルの民の2万4千人が、約束の地を目前に、神の怒りに触れ死にました。
神から引き離されるというのは、祝福から切り離されるという事なのです。
いま私たちは、イエスのご再臨直前にして、同じようなサタンの攻撃に遭っていると思っています。

③コズビ事件(民数記25:6~18)
ミディアン人のハニートラップに嵌ったイスラエル人は、神の命令に背き、彼らと雑婚してしまいます。
それも、天地の創造主から離され堕落させることとなります。神の祝福を奪い、呪われることなのです。
イスラエルはこの時、絶滅の危機にありました。神の子供たちの消滅の危機です。

事件の解決

祭司アロンの子、ピネハスが神の怒りを自分の怒りとし、シメオン族の未来のリーダーであったにもかかわらずミディアン人の女コズビに近づいた、ジムリを槍で刺して殺します。
そこでやっと神の罰は止まりました。

一見残虐な行為に見えるかもしれませんが、神の愛と義を、ピネハスは表現しました。その結果、イスラエルが神に立ち返ったのです。
結果イスラエルの子孫が守られました。

理不尽な世界に立ち上がる人

エリヤという預言者は、バアルの預言者450人と戦った人物です。
その頃偽預言者イゼベルが北イスラエルを支配していました。サタンはイゼベルに霊を送り支配していたのです。

しかし、神は正義をもって悪を裁かれます。神が人類に与えた約束、祝福は、シャローム(平和)だからです。
神は人類が理不尽に扱われるのをお許しになりません。

主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。
彼らがわたしの名でイスラエル人のために祈るなら、わたしは彼らを祝福しよう。」

民数記6:24~26

シャローム:平和、平安、安全、健康、繁栄、友好、幸福、安泰などの全生活に及ぶ祝福が入っている言葉。

刺し通されたのは誰?

まことに、彼(イエス・キリスト)は私たちの病を負い、私たちの痛みをになった。だが、私たちは思った。彼は罰せられ、神に打たれ、苦しめられたのだと。
しかし、彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちの咎のために砕かれた。彼への懲らしめが私たちに平安(シャローム)をもたらし、彼の打ち傷によって、私たちはいやされた。

イザヤ53:4~5

私たちは自分の罪のために何もできない存在です。
けれども、そんな私たちのために刺し通され、すべての罪を代わりに支払って下さった方がいます。
ここに、神の愛の極限があります。

神の愛の極限

神は、私たちの事を何よりも心配して下さっています。

神が私たちに御顔を向けて下さっているのか心配になる時も、神が私の見方であるのか、疑いたくなる時も、神は、私たちがシャロームを持ち続けることを願っています。
それを妨害する者に対して、神は裁きを下されます。

イエス・キリストも言われました。ヨハネ20章そして21章で『平安(シャローム)があなた方にあるように』。
これは3回繰り返されました。
私たちは神の戦いを戦っている間も、神の御心に信頼し続けましょう!

YOUTUBEにより詳しい動画と音声があります。

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