8月9日:輪廻転生、生まれ変わり、過去世、前世はサタンの騙しの思想

輪廻転生の嘘 メッセージ

輪廻転生、生まれ変わり(Reincanation)とは?

色々と定義はあるでしょうが、基本的にこれらは『死んだ霊魂や、この世に何度も生まれ変わって戻ってくる思想』です。そして『宗教』の多くが、この輪廻転生を取り入れています。
古くは古代のインド宗教(ヒンズー教、シク教、ジャイナ教など)、古代のエジプトやギリシャの宗教(オルペウス教、ピタゴラス教、プラトンも)、世界各地の中心的宗教や哲学に見られますし、リメイクされて仏教やニューエイジなどのスピリチュアル系にも受け継がれています。

しかしこれら、『一回限りの生ではなく、死後も何らかの存在に生まれ変わり、何度も繰り返す』という思想は、人間を欺くサタンの教えです。

ヒンズー教の輪廻とカルマ=業

カルマ:仏教などでは「業」
サンスクリット語で『行為』です。行為の結果として蓄積される”宿命”があるというのです。

インドでは社会的洗脳であるカースト制度が今日に至るまで続いています。このカルマがカースト制度の土台となって、今でもそれを信じる人々は洗脳状態になっています。
今も、カーストの低い階級の人々は貧困の中にいながらも、慈善活動などで助けてもらうことを拒みます。なぜか、それは輪廻転生の思想により、現世で苦しむほど来世で良いステージに行ける!と信じているからです。

助けてもらうなんて大きなお世話なのです。

仏教の開祖ゴータマ・シッダールタはヒンズー教的な社会に疑問を持ちましたが、日本の仏教は釈迦が否定した輪廻転生もカルマも、すべて受け継いでしまいました。

聖書における人間の起源

1:アダムの起源

神である主は、その大地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。それで人は生きるものとなった。

創世記2:7

2:エバの起源

神である主は、深い眠りを人に下された。それで、人は眠った。主は彼のあばら骨を一つ取り、そのところを肉でふさがれた。
神である主は、人から取ったあばら骨を一人の女に造り上げ、人のところに連れて来られた。

創世記2:21~22

3:アダムとエバ以外の人(自分)の起源

私が隠れた所で造られ、地の深い所で織り上げられたとき、私の骨組みはあなたに隠れていませんでした。
あなたの目は胎児の私を見られ あなたの書物にすべてが記されました。
私のために作られた日々が しかも その一日もないうちに。

詩編139:15~16

地の深い所=子宮、胎内
仕組まれた=父の精子と、母の卵子が受精卵を作る。DNAの遺伝情報プログラム→細胞分裂→人としての仕組み、骨組み
体の起源=DNAや体の分子構造も、神様が造られた。
霊魂の起源=「私が隠れた所で造られ」ここで霊魂や命が与えられました。
存在の起源=主の書物に書き記される前は、何もありません!母の胎内がスタートなのです。

3歳以前の記憶を語る者

通常、幼児時代の記憶は3歳位からです。
過去世(前世)の体験を語る人が何人いたとしても、それは本物の前世ではありません。ではその記憶はどこから来るのでしょう?
そう、悪霊です。
彼らは過去を知っています。その悪霊が、あたかも自分の過去であったかのように吹き込むのです。

人の体験や証言ではなく、神のことばを元に考えましょう!

初期のキリスト教に非聖書的な輪廻転生を持ち込んだ者たち

イエス・キリストはどんな派閥にも、ユダヤ教にも属していませんでした。その時代のエッセネ派は、律法的な清潔、独身、農業の修道院的な共同生活をしていましたが、同時に輪廻転生も信じていました。

AD150~215年頃:キリスト教の教父、アレクサンドリアのクレメンス
AD185~254年頃:オリゲネス
AD295~373年頃:アタナシウス

輪廻転生が記載された、非聖書的な文書

ナグ・ハマディ文書:1945年、エジプトのナグ・ハマディ付近で発見された古代のパピルス文書。コプト語で記され11冊の冊子型写本、一つの論文、1冊の写本の断片がありました。この13冊の文書は約1100ページで、文書の内容は52種以上に及びます。グノーシス主義がユダヤ教や初期の正統キリスト教とどのようにかかわり、キリスト教グノーシス主義へと移行していったのかを知る上で重要な文書といえます。


トマスによる福音書:ナグ・ハマディ文書に含まれていた新約外典中の福音書で、コプト語により、全部で 114に上るイエスのことばが集められたもの。ナーハーシュ派と呼ばれるグノーシスの一派に近い人たちによって書かれました。


マグダラのマリアによる福音書:グノーシス主義の原典資料として貴重であるだけでなく、初期キリスト教や当時の地中海世界の宗教状況の研究にも重要な文書とされています。


ユダによる福音書:約1700年前に書かれました。肉体は牢獄で、その牢獄からイエスを解き放ったのがユダであった、というような典型的なグノーシス主義の考え方が示されています。

AD553年、第5回第二コンスタンチノープル宗教会議宗教会議では、悪影響を及ぼしていた教えとして、会議をもって輪廻転生を否定しました

以下、参考になる聖句です。
マタイ17:10~11(バプテスマのヨハネと旧約聖書のエリヤとの関連付け。しかしこれはヨハネ1:21で、ヨハネ自身によって否定されました)
マタイ1712~13(ヨハネはエリヤの生まれ変わりだとは言っていない、と弟子たちは気づきました)
マタイ17:3(エリヤやエリヤである、という目撃証言)
ヨハネ8:58(イエスの存在の永遠性を語られた)
ヨハネ3:3(新たに生まれる=霊的に生かされる、ということ。輪廻ではありません)

ニコデモに「霊的誕生」を勧めたわけは、その当時カバラの数秘術(ユダヤ教のオカルト秘儀)を体得していた議員がいましたし、少なくとも影響を受けていた筈だからです。
生まれ変わりを誤解してほしくありませんでした。
死んでからの”生まれ変わり”ではないのです。生きているうちに、霊的に生まれ変わることが大事です。

新しく=アノーセン:上から、天から、再び
人の努力ではなく、聖霊の働きによって霊的に生まれることを言っています。

父なる神の完全さ

ですから、あなたがたの天の父が完全であるように、完全でありなさい。

マタイ5:48

しかし、ローマ13:14に「主イエスを着なさい」とあるように、イエス以外に完全な人などいないのです。


着せる、まとわせる=ラーヴァシュ。最初にでてくるのは創世記3:21の、アダムとエバが主に皮の衣を着せて頂くところです。また、黙示録の3:5には勝利を得る者は白い衣を着せられるとあり、この衣を着ていないと天の御国からは追い出されるのです。

釈迦も含めて全人類、この「王が用意して下さった礼服」を着ていない者は天の御国へ行くことが出来ない失格者です。

イエス・キリストが救い主だと確信した瞬間に、生きているうちに、私たちは「神の子」として生まれ変わるのです。それが、「上から着せられる」ということです。
精進、努力、頑張りの成果や業の積み上げるカルマではありません!

輪廻転生はサタンの騙し!

イエス・キリストの十字架の救いを無にする、反聖書的な教えです。

「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが決まっている。」

ヘブル9:27

十字架なしで、何らかの方法で良い自分に変身できるという嘘!
自分の責任と、罪の裁きから逃れられるという嘘!
責任は本人に問われることをごまかしている!
輪廻転生、カルマという大嘘!!


サタンは人類を出来るだけ多く、ゲヘナへ道連れにしようとしています。

スピリチュアル系では「罪と裁き」、その「解決方法」については絶対に言いません。

輪廻転生は苦しみ!

仏教において輪廻は解決ではありません。輪廻は苦しみなのです。
自由がない上に次に生まれてくる世界を選択することも出来ません。仏教の究極の目的は、輪廻の世界から抜け出す「解脱」です。
そして、二度と輪廻のない安らかな境地、「涅槃」に到達することなのです。

神の国は、今、あなたがたのただ中にある。

ルカ17:21

エクレーシア(集まり)の中に実現しているのが神の国です。努力でも精進でなく、イエス・キリストに信頼した瞬間、罪が赦され義とされ、神の子とされているのです。

『わたしは、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である』とあります。私は死んだ者の神ではありません。生きている者の神です。』

マタイ22:32

あなたが、選ばれています

他の過去や未来の、どの人格でもありません。
今、この状態で生きているあなたを主は呼ばれています。

神は私たちを世界の基が置かれる前から彼(イエス・キリスト)にあって選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。」

エペソ1:4

イエスを信じた瞬間に、「いのちの書」に名前が記されます。イエスはあなたを呼んでおられ、あなたの扉を叩いています。ぜひ唯一の救い主イエス・キリストに扉を開き、この方を受け入れることをお勧めします。

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