6月28日:瞑想の危険性と聖書的瞑想の勧め1

メッセージ
主の血潮、十字架を覚えよう

一般に瞑想と呼ばれているものは、宗教やスピリチュアル系だけでなく、ビジネスや健康や美容にまで広がっています。しかし、そこには意外な落とし穴や、罠が仕掛けられ、どれほど危険であるか気づいていない方が多いようです。

 間違った瞑想は、教会にも入り込み、クリスチャンでも勧めている人がいるほど、野放し状態です。今回、聖書的な正しい瞑想について聖書から共に学び、混迷する終末の世界を生き抜き、日常の生活の中で活かすことを学びあいましょう。

危険な瞑想:理由①悪霊が群がる

瞑想すること、またオカルト・グッズには悪霊が群がります。それは、有害で危険なゴミと同じです!

危険な瞑想:理由②貧乏になる

そして、信仰に入った人たちの中から多くの者がやって来て、自分たちのしていることをさらけ出して告白した。また魔術を行っていた多くの者が、その書物を抱えて来て、みなの前で焼き捨てた。その値段を合計してみると、銀貨五万枚になった。

使徒19:18~19

仮に1日の労賃が一万円だとすると、約5億円に相当するオカルトグッズを焼き捨てた例です。今日の瞑想産業の市場規模は4兆円にもなります!
最近ですが、ローマ法王庁がスマートフォンのアプリと連動して操作するロザリオを売りだしました。
「ロザリオを使って全世界の平和ために祈る方法を学んで欲しい」という風に宣伝していますがこれが$110、日本円だと約12000円です。仮に全クリスチャン13億人が購入した場合、15兆6千億円です。まさかそんなには売れないでしょうが、それでも、こういったグッズにぜひ惑わされないようにして下さい。

危険な瞑想:理由③悪霊が入り込む

心を、頭を、空っぽにしなさいと瞑想を勧める人は言います。しかし、ルカ11:24~26には、空っぽになった結果更に悪いことになった人の事が書いてあります。

汚れた霊は人から出て行くと、水のない地をさまよって休み場を探します。でも見つからず、『出て来た自分の家に帰ろう』と言います。
帰って見ると、家は掃除されてきちんと片付いています。そこで出かけて行って、自分よりも悪い、七つのほかの霊を連れて来て、入り込んでそこに住みつきます。そうなると、その人の最後の状態は、初めよりも悪くなるのです。」

ルカ11:24~26

汚れた霊=悪霊
水=聖書のみ言葉(そのない所を汚れた霊は探しました)
掃除されてきちんと片付いて=空っぽ、悪霊が入り易い状態

危険な瞑想:理由④サタンが付け入る

悪魔はまた、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての王国とその栄華を見せて、こう言った。「もしひれ伏して私を拝むなら、これをすべてあなたにあげよう。」

マタイ4:8~9

瞑想をする理由は何でしょうか?人生の成功を求めるためでしょうか、自分の何かを呼び起こすためでしょうか?
マタイ4章の8~9節でサタンがイエスに見せた物が、今日のスピリチュアル系の人が求めているものです。サタンは「私を拝むなら」と言っています。

危険な瞑想:理由⑤嘘と騙しの前世療法

・催眠状態と前世の関連性はない。
・前世は存在しません。
・無意識や潜在意識に、夢などに人は過大な期待をしています。
・無意識は、実証が困難な仮説です。
・無意識に無限のパワーが秘められている根拠はありません。
・「表層意識は1~2割、無意識は8~9割を占める」というのも根拠はありません。
・「夢は意識外の自伝的な記憶を正確に暴露」というのを支持するようなデータは全くありません。
・催眠中に見るイメージは、過去のイメージの合成。つまり“作話”です。

前世療法、睡眠療法については危険なことが驚くほど多くあります。

前世療法は嘘です

マインド・ハッカーで、人の心を誘導することが出来ます。アメリカでは1970年代から「記憶戦争」で多くのえん罪が出ました。False memoryが起こす大論争へと発展したのです。

聖書的瞑想の勧め

聖書的瞑想とは、形に、場所、時、心の状態、道具、音なども関係ありません。いつでもどこでも、どのような状況でもできます。
絶えず聖書的瞑想に入れるのですが、今日は「思い起こす・覚える」という言葉「ザーカル」から見て行きましょう。

思い起こす・覚える①

瞑想の時に自分の『過去、罪悪感、罪責感、罪深さ』を思い出すなら、同時に『神の愛の深さ、イエス・キリストの血潮』も思い出しましょう。
罪責感も感謝の材料なのです。完全赦された過去を覚え、「こんな罪深い者が赦された!イエス様、ありがとう!!」という気持ちを持つことが出来ます。

思い起こす・覚える②

申命記では繰り返し繰り返し、「思い起こしなさい」という言葉が出て来ます。40年間荒野をさまよった、エジプトを脱出した第一世代は、その40年間主に守られ、靴も衣服もボロボロになりませんでした。朝に夕にマナを降らせて下さり、時には肉のためにウズラを飛ばして養ってくださったのです。
20歳以上で軍務につける男子だけでも6万人、全イスラエルで20万人位はいたでしょうか?そんな大人数を40年もの間、奇跡で支えてくださった歴史を覚えましょう。

あなたの神、主がこの四十年の間、荒野であなたを歩ませられたすべての道を覚えていなければならない。それは、あなたを苦しめて、あなたを試し、あなたがその命令を守るかどうか、あなたの心のうちにあるものを知るためであった。
それで主はあなたを苦しめ、飢えさせて、あなたも知らず、あなたの父祖たちも知らなかったマナを食べさせてくださった。それは、人はパンだけで生きるのではなく、人は主の御口から出るすべてのことばで生きるということを、あなたに分からせるためであった。

申命記8:2~3

歴史というのは勉強すれば分かります。パリサイ人たちも大変な勉強をして旧約聖書を覚え、知識の量は相当だったでしょう。しかし、そこに神を学ぶのでなければただの”知識”になってしまいます。過去を思い起こし、現実に働かれる神を思いましょう。
日常生活においても、私たちは神の言葉において養われているのです。

Ⅰコリント10:11~13

神は真実な方、ということを学びましょう。
マルコ2:23~26、2:27~28を読むと、パリサイ人が神を覚えて瞑想していなかったことが分かります。
ルール、決まり、ドクトリン、パターン等を神は超えて、私たちを愛して下さっているのです。

イエス・キリストを思い起こす:行動・足跡

イエス・キリストを思い起こす

感謝の祈りをささげた後それを裂き、こう言われました。「これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行いなさい。」
食事の後、同じように杯を取って言われました。
「この杯は、わたしの血による新しい契約です。飲むたびに、わたしを覚えて、これを行いなさい。」

Ⅰコリント11:24~25

イエス・キリストを思い起こす:過去~未来

イザヤ41:19~23

イザヤ書41:19~23では神が人間に挑戦されている所です。
先、とは未来ではなく、”今よりも先、前に起こったこと”つまり”過去”のことです。そして後、というのはこれから起ころうとすること、つまり“未来”のことです。

危険な瞑想
聖書的瞑想:思い起こす

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