Day3:新型コロナウイルスと聖書

新型コロナウィルス

手洗いうがいは大事なウイルス対策ですが、消毒用のサニタイザーが売り切れ、手に入りにくくなりました。お困りではないですか? でも、まだ、人との触れ合うところに行かない限りは、消毒液もまだ、必要ありません。

また、サニタイザーのを使い始めて、手が荒れていませんか?

サニタイザーの中には合成界面活性剤が入っているものがあり、そのため手が荒れてしまいます。油がよく落ちる石鹸ほど合成界面活性剤が多く含まれ、汚れの油性分を効果的に落とすだけでなく、手の皮脂膜まで壊していきます。

皮膚というバリア

皮膚は体温調節や感覚器としての役割など、様々な機能を持っているだけでなく、特に重要な機能として、「皮膚バリア機能」があります。 皮膚バリア機能は、角層の内側の水分の蒸散を防ぎ、外界からの異物(アレルゲン・細菌など)の侵入を防御する役割を担っています。

食器を洗っていて手が荒れたり、顔や手を洗った時に、いつまでもヌルヌル感が残ったり、肌に残留しやすい性質があるのが合成界面活性剤です。

水道水だけでもウイルスは落ちる?

皮膚のバリアが壊された手が荒れてしまった人は、あるいは水道水で洗うだけでもウイルスは流れ落ちるそうです。その他、ウイルスは石鹸、酸、アルカリ、乾燥、熱にも弱いそうです。(長崎大BSL-4)むしろ、人工界面活性剤で皮膚のバリアが壊れたところからウイルスが入り込みますので、要注意です。

外科手術前の医師が手を洗うように、タワシでゴシゴシやるのは危険です。血が出なくても、見えない傷を皮膚に作ってしまうと、ウイルスが入りやすくなります。1万分の1mmほどのちっちゃなウイルスは、見えない傷口や粘膜から細胞へと入りこみますので、かえって過度の手洗いは、逆効果となります。

皮膚の角質層の必須成分セラミドが正常であればウイルスさえも跳ね返していくそうです。健康な掌にウイルスが付着したとしても、細胞の中に入り込めないので、感染しないのです。ドライスキンになるとバリアが壊れてしまいます。

肌免疫

にも免疫があるのです。本来が持つ防衛機能のことで、 紫外線や大気汚染、乾燥などの外側からの刺激や、栄養バランスの乱れ、ストレスといった内側からの影響からを守るための防衛機能です。そして、外界と戦っている肌は新しい肌と入れ替わっていきます。ありがたい仕組みですね!

しかし、私たちは、もっと強力な最強のバリアによって守られているのです。

聖書のことば

ダビデがその子アブシャロムからのがれたときの賛歌

主よ。なんと私の敵がふえてきたことでしょう。私に立ち向かう者が多くいます。 多くの者が私のたましいのことを言っています。「彼に神の救いはない。」と

しかし、主よ。あなたは私の回りを囲む盾、私の栄光、そして私のかしらを高く上げてくださる方です。

詩篇3:1~3

時に人間の攻撃にさらされることがあります。社会での1番のむずかしさは、人間関係と多くの人が言います。ダビデ王は、息子の攻撃に戦うわけにいかず、命をねらわれ逃亡生活をしていた時の詩です。

死と隣り合わせ、絶望的な状況、多くの敵に囲まれて、また、新型コロナウイルスの脅威にさらされ、恐れ、不安の中でも、主に信頼しましょう。「主よ。あなたは私の回りを囲む盾」、神である主が、私の盾となり、完全なバリアとなって守ってくださるのです。

あなたのために皮膚というバリア、肌の免疫防衛機能を造ってくださった神に感謝しましょう。外界から守られるように素晴らしい仕組みを整えてくださった造り主が、あなたを守ります。神ご自身が、私たちのバリアとなってくださるのです。

主は私の回りを囲む盾」と全能の神に信頼して、今日も良い1日をお過ごしください。

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