11月29日:ノア日の裁きの主原因-ノアの日のようだ!-

メッセージ
『ノアの日』

ご再臨前は、神の裁きがあったノアの時代と似ていると言います。
神が人類の歴史に介入せざるを得ない状況、そして地球規模の裁きを与えざるをえなかった『ノアの日』とどのように似ているのでしょうか?

神は、人類にこの地球を任せています。しかし、人類の手に余る状況になる時、神は歴史に介入されてきました。
再び、神が介入せざるをえない、神の目から見て、ノアの時代よりもっと悪い、おぞましい暴虐が広がっているからです。

ノア時代の状況

さて、人が大地の面に増え始め、娘たちが彼らに生まれたとき、神の子らは、人の娘たちが美しいのを見て、それぞれ自分が選んだ者を妻とした。

創世記6:1-2

聖書では6章で初めて「娘」について触れていますが、勿論ここに至るまで女性が生まれなかった訳ではありません。それでは増えることは出来ませんから。
6章では取り分け、女性との問題について書かれているのです。

1節の「さて」ですが、原文に時を示す単語はありません
2節の出来事が大変重大な神への反抗、大問題であったので、続く3節では

そこで、主は言われた。「わたしの霊は、人のうちに永久にとどまることはない。人は肉にすぎないからだ。だから、人は百二十年にしよう。」(ライン私訳

創世記6:3

こう神は言われています。前々回のメッセージで、メトシェラが生まれた時にも、裁きまでのカウントダウンの預言はありましたが、今回2節のことが原因で神の裁きまで、または立ち直るチャンスまでが120年となったなったのです。

齢、という言葉は原文にありません。

人は肉に過ぎない「霊」が与えられていないのと変わらない。=本能の赴くままに生きている。=堕落

霊を与えた、霊である神とともにいないというのは、神を無視した生き方なのです。せっかく与えた霊を悪用しているのです。
そこで人からは霊が取り去られ、肉体は滅ぼされようとしているのです。

2つの裁きがあった!

神は、罪を犯した御使いたちを放置せず、地獄タルタロースに投げ入れ、暗闇の縄目につないで、さばきの日まで閉じ込められました。
また、かつての世界を放置せず、不敬虔な者たちの世界に洪水カタクルスモスをもたらし、義を宣べ伝えたノアたち八人を保護されました。(赤字私訳

Ⅱペテロ2:4-5

ここでは、①ノアの時代に罪を犯した御使いたちがタルタロースへ閉じ込められたこと。②ノアたち家族8人を除いた全ての人類がカタクルモス、圧倒的な水による大激変によって滅ぼされてしまったことが書かれています。
この、ノアの時代に起こった「タルタロースへの幽閉」の件は霊界では有名で、皆が周知でした。ですからルカ8章31節で、レギオンという6000以上もの悪霊たちが、私たちを「底知れぬ所」へ送らないで下さいと懇願したのです。

日本の人口位はいたといわれる当時の人間は、この時ノアの家族以外全て滅びてしまいました。
大洪水と訳されているカタクルスモスとは、「圧倒的な水による大激変」のことです。全人類の肉体を、万が一にでも(ゾンビ化させてでも)悪霊どもが再利用しないために、水で沈めたのです。

7年の艱難期において、一時的に解放されるアクリス

第五の御使いがラッパを吹いた。すると私は、一つの星が天から地に落ちるのを見た。その星には、底知れぬ所に通じる穴の鍵が与えられた。
それが底知れぬ所に通じる穴を開くと、穴から大きなかまど)の煙のような煙が立ち上り、太陽と空はこの穴の煙のために暗くなった。
その煙の中からいなごアクリスども)が地上に出て来た。それらには、地のサソリが持っているような力が与えられた。(赤字私訳

ヨハネの黙示録(啓示録)9:1-3

7年の艱難期の、第5のラッパの裁きの際、「いなご」と訳されているのは原文そのままの「アクリス」とした方が良いでしょうが、このアクリスどもが底知れぬ所、アブッソス(タルタロース)から一時的に解放され、額に神の印を持たない人たちを5カ月に渡って苦しめることになります。

いなごアクリスども)たちは、底知れぬ所の使い堕天使サタン)を王にしている。その名はヘブル語でアバドン、ギリシア語でアポリュオンという。(赤字私訳

黙示録(啓示録)9:11

アバドンもアポリュオンも共に「破壊者」という意味です。
ここで解放されるアクリスども(アクリデス)が、ノアの時代に底知れぬ所へ幽閉された、堕天使たちなのです。実にノアの日は、最期の日に向かっての準備だったのです。

天使は子を作れるのか?

最初の、創世記6章に戻ってみましょう。
天使は生殖出来ません。結婚もしませんので、半人・半天使のハイブリッドはいない筈です。

しかし、彼らは越えてはならない領域を越えたのではないでしょうか?!
人間の方も、サタンや悪霊が与える力を求め、彼らに心を開いてしまったのではないでしょうか。

考えて見て下さい。
天使、御使いが肉体を持って地上へやってくる時の姿はいつも男性形をとってやってきます。
創世記19章のソドムとゴモラでは人間の男たちが、男性として現れた御使いと、セックスをしたいと求めています。この町が天からの硫黄の火で滅ぼされてしまった原因です。

堕天使のした、神への反抗

異性の人間の姿で出現した彼らは、人間の女と生殖して子を作ったのです。
ノアの時代、神の視点から見て最もおぞましいことが起こっていました。

現代の落とし穴

実は現代も、このノアの時代以上に不道徳で、人間がサタンや悪霊と取引をしてしまっていることがあります。彼らの力、能力を利用していることはありませんか?
求められる見返りは、永遠のいのちです。

彼らが行きつく場所はハデスと決まっているのですが、そこは人間のために用意された場所ではありません。まだ入っている人もいません、が、サタン側はそこへ、私たちを少しでも多く引きずり込もうとしているのです!

サタン崇拝者たちの悪の策略、、人口削減、人間の支配とコントロール、人間の奴隷化など様々です。

ネフィリムって?

神の子ら(である堕天使)が人の娘(たちを妻とし生殖によって)彼らに子ができたそのころ、またその後も、ネフィリムが地にいた。彼らは(この時代の邪悪さにおいても暴力的な力においても昔からの勇士であり、名のある凶悪で悪名高い)者たちであった。

創世記6:4

創世記の6章4節を普通に読んだだけでは、ネフィリムのことは分かりません。堕天使と人間の子どもがネフィリムかと勘違いしてしまうほどですが、それも違います。
ネフィリムは堕天使たちが人間と子を成す前から存在しており、また「勇士」というと聞こえは良いですが、ヒーローでも、巨人でも、超人でもありません
ギリシャ語70人訳が誤ってgigentes((ギゲンテス)と訳してしまったために、英語のGiantの語源ともなってしまったのです。

非常に堕落した人々であり、自分を高くする者たちで、非常に悪い面ばかりを親から受け継いでいる人々でした。
現代には生き残っていません。やはりノアの時代に全て死に絶えたのです。

真の神ではない=サタン、堕天使ども、悪霊ども

スピリチュアルという文字に騙されて、悪霊どもと繋がっていませんか?

聖書には、これをやっている人は天国へいけないとはっきり書いてあります。サタンに心の扉を開いているのです。
しかも今は、ノアの時代にもなかった、もっと残虐で恐ろしい、おぞましいことが行われている時代です。

現代の堕落:映画「COLD CASE」 

誰がハマーショルドを殺したか

デンマークの映画監督、マッツ・ブリュガー(Mads Brugger)による映画「Cold Case:誰がハマーショルドを殺したか」です。
イギリスのMI6とアメリカのCIAの元、南アフリカで5000人を導入し、各地にクリニックを設立しました。しかし行っていたのは人道支援ではなく、HIVのウィルスを注射していたのです。
キッシンジャー大統領の頃から、カーター大統領の時も、ずっとアフリカの人口削減計画を実施していました。

避妊や中絶を強要し、1990年から2000年の間だけでもお、アメリカ、カナダ、欧州が60億ドルを投じました。
清潔な食糧や水を与えるのではなく、不妊と避妊と中絶に力を入れるなど、にわかには信じられません。マラリア防止にも一切手助けしなかったのです。
こんなことはノアの時代にもありませんでした。

ガーナの大統領、ナナ・アクフォ=アドがこれに対して戦っています。

ガーナの大統領は、人口削減計画と戦っている

ブルンジの大統領、ピエール・ンクルンジザはCovid-19をナンセンスとして却下、WHOを国内から追放しましたが、そのすぐ後に突然の心臓発作で亡くなりました。
彼は土曜日の午後にバレーボールの試合に出席し、体調を崩し始めたその日の夕方、病院に急行、日曜日には回復しているように見えたのですが、月曜日の朝に突然再び悪化しました。 その結果、ピエール・ンクルンジザは深刻な心臓発作を起こして55歳で帰らぬ人となりました。(父はカトリック教徒、彼の母は英国国教会の信者。彼自身もクリスチャンだった)
これも、ノアの時代には勿論なかったことです。

現代の堕落:幼児誘拐、臓器売買等など

現代の堕落

これらを人が止められないなら、神が介入されます。現代はノアの日の裁きの前よりも堕落しているのです。
聖書預言成就のカウントダウンが始まっているような気がしてなりません。
正義の神は、これらを絶対にお赦しにならないからです。

第二の死

しかし、臆病な者、不信仰な者、忌まわしい者、人を殺す者、淫らなことを行う者、魔術を行う者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者たちが受ける分は、火と硫黄の燃えるゲヘナ)の中にある。これが第二の死である。(赤字私訳

黙示録21:8

臆病な者とは、人を恐れている人、正しいことを決断できずにいる人です。
魔術をする人とは、占いなどで、サタンや悪霊と関わっている人です。

しかし今は、イエス・キリストに信頼すれば、この恐ろしい「第二の死」を経験することはありません。
サタンたちのために用意されたハデスへ誰1人行くことなく、皆揃って救われて行きましょう!

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