2月9日:ヒトの起源 偶然の進化か、神の創造か?

メッセージ

人類は猿から進化したのでしょうか、それとも創造主が元からヒトとして造られたのでしょうか?数々の証拠を見ながら学びたいと思います。

人と猿の違いを、頭蓋骨から見る

人、類人猿の頭蓋骨

人と猿の頭蓋骨を比べてみましょう。どういう違いが見られるでしょうか?


-形:脳が入る様量が違う。人は1350gですが、チンパンジー、オランウータンは400g、蟹食い猿に至っては100gの容量しかありません。
-顎:猿は下顎全体が前につき出ています。
-牙:猿の犬歯は非常に鋭く大きいです。雌雄で大きさの違いも見られます。
-眼窩上隆起:猿はここが非常に高いです
-その他:背骨に繋がる穴、首の筋肉がつく場所、等にも違いがあります。

ゴリラ、オランウータンなどの頭蓋骨

ゴリラの頭蓋骨

オランウータンのオスの頭蓋骨には非常に特徴があります。まず、広く突き出た両頬ですが、これは咀嚼のための側頭筋が繋がります。頭の上の突起は矢状稜といい、ゴリラのオスにも見られます。

人間とはかなり違う事が、骨を見ただけでも分かると思いますが、まだ下の様な進化の過程を信じている人が大勢います。

人類の進化?!

アウストラロピテクス、ルーシーとは?!

アウストラロピテクスのルーシー

アウストラロ(南の)ピテクス(猿)の骨で、現在1番多く発見回収されている骨の化石には、ルーシーという名前がついています。全体の40%しか回収されていないのですが、これが人類の祖先の化石だとされているのです。
これが人類ではなく猿の化石だというのは、今まで見てきた猿の骨からも直ぐに分かるのではないでしょうか。

ルーシーの全体骨格は猿です。木登りに適した体をしています。更に身長は1.1m、体重は29kg、脳の容量は400ccでした。これは人ではなくてどちらかと言うとチンパンジーですね。発見当時は全体図は伏せられていたようです。

石器は誰が作ったのか?!

ケニアで発見されたホモ・ハビリス

脳の容量が400ccの猿は、物を使う事は出来ますが物を作り出す事は出来ません。
ケニアではホモ・ハビリス(器用な人)と言われる化石が発見されていますが、これを1.9億年前の”猿の化石”だとしています。
猿が化石を作ったことにしたいのでしょうか?これはれっきとした人類の化石です。

人間の骨格、猿の骨格

人間の骨格、猿の骨格

人は立っていることが1番楽です。それは大腿骨の頭が入る寛骨臼が下向きだからです。猿の同じ部分を見れば、それは横向きについており、四足、更に前足を地面につける歩行に適していることが分かります。

頭蓋骨にかかる力の比較

大後頭孔という、背骨に繋がる穴を見ても人は下向きに開いており、直立が簡単に出来ることが分かります。自然に安定したバランスを保てるようになっているのです。
体を支える骨格の継ぎ目である足首、膝、股関節、骨盤、脊柱、肩甲骨、肩、首なども神さまが設計した適切な角度・状態(ニュートラル・ポジション)であればスムーズに動く構造になっています。
また、体を支えるのに沢山の筋肉を働かせる必要もないように、奇跡とも言うべき絶妙のバランスが保たれています!

ラエトリの足跡化石
古代人の足跡

1978年、タンザニアのラエトリの遺跡でメアリー・リーキー氏によって見つけられた人類最古の足跡の化石は、360万年前の人類であるアファール猿人のものとされています。大人の足跡の中に子供の足跡も見えることから、滑り易いで泥地の中を歩く家族が想像されます。

猿とヒトの足

猿は樹上で暮らせるよう、足の指も握り易い形に。人は腱で5本ともしっかりくっついた足指です。どちらの足も、目的に合わせて作られているのです。
2016年、12月16日にタンザニアで新たに360万年前の足跡の化石が14個発見されました。これは1978年に発見された足跡から数時間程度しか経過しないうちについたのではないかと推測されています。
1人の成人男性、2~3人の成人女性と、子どもでした。

ジャワ原人

ジャワ原人とは、 ウジェーヌ・デュボワが1891年にオランダ領であったインドネシアジャワ島トリニールで発見した化石人類に対する通称 で、かつては ピテカントロプス・エレクトス と呼ばれていました。
1891年に脳頭骨と大腿骨を発見しましたが、実はその2つは別々の場所から発掘されていたのです。脳頭骨は手長猿のもの、大腿骨は30メートル離れた所にある墓から持ってきた人骨でした。今ではワジャク人であると分かっています。wikipediaには> 大腿骨はまっすぐで長く、現代人によく似ていた。 とありますが、それもその筈、人骨なのですから。

ホモ・フローレシエンシスとヒトの頭蓋骨

その後、インドネシアではホモ・フローレシエンシスと呼ばれる身長が1メートル余り、脳容量も小さい”ヒト属”が発見されていますが、それは果たして本当に猿から人への進化の途中の化石なのでしょうか?

聖書には何と書いてあるのでしょうか?!

創世記1:26/神は仰せられた。「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう。」

これが神=創造主、造り主が私たちに下さった本当のセルフ・イメージです。
かたちというのはヘブライ語でツェレムといい、”イメージ”という意味があります。セルフ・イメージを猿とするのは、最低最悪ではありませんか?


人間の脳の記憶容量は1ペタバイトです。
これは1000TB=1000兆(10の15乗)バイトです!平均的なシナプスな4.7ビット(0.5875バイト)、脳全体では約1ペタバイト(1024テラバイト)の情報の記憶が可能なのです。これと同じ事を自分のパソコンに記憶させようとしたら(不可能ですが)非常に熱を持ち大変でしょう。しかし人の脳は超省エネで、20ワットのLEDと同じ位のエネルギー消費で済んでしまいます。HD品質の映像なら13.3年分を記憶しておくことも出来るそうです。

創世記1:27/神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。

私たち1人1人が、創造主、神に似せて造られた尊い存在です。先祖は猿だったのだ・・・という醜いセルフ・イメージを持つことはもう止めましょう!

※今週は音声動画がありません。

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