「死後の世界と霊の世界」を聖書全体は、どのように示しているのかを共に確認し、聖書から学び、未来に備えていきましょう。今回は次回に引き続く内容ですが、プリントを一部改定しました(最後に添付します)。
死んでおしまいではありません。死んだあと地獄に行くのでもありません。聖書のゲヘナと地獄(Hell)は全く別物です。何が起ころうとも、私たちには確固たる希望があります。
永遠=神(エローヒーム)のみ
第三の天:アブラハムのふところ(上のシェオル)とイエス・キリストのみもと(パラダイス)は別物です。Ⅱコリント12:4でパウロが見てきたのはパラダイスの方で、イエス・キリストを受け入れた人々がいる所です。
新居仮庵:今、イエス様が準備されています。再臨(空中再臨)されたイエス様と空中で出会った私たちが携挙の後、7年間住まう所です。イエス・キリストに属する者たち(パラダイスにいる人たち)が復活するので、彼らも仮庵へ行きます。この際、皆「不滅の体」になっています!(ヨハネ14:1~3)
★上のシェオルにいる”旧約時代の聖徒たち”は、『重大な復活(第一の復活)』をして千年王国に入ります。(黙示録20:5)
→7年半の艱難期が終わる際、イエス様は”地上再臨”されます。その時に雲に包まれているとありますが、それが私たちなのです!私たちは“霊魂”という体になっていて、白い衣が与えられています。霊に体がある事は、旧約聖書に多く登場しますね(アブラハムと御使いたち、ロトの所へきた御使いたち等)
Q:なぜ、わざわざ『体』が必要なの?もう『霊』状態でいいんじゃないの?
A:”栄光の体”が必要なのは“千年王国”のためです。会った事がない人にも”その人”であると分かる風貌を持った、栄光の姿です。イエス様も復活されて栄光の体に変えられた後、話したり食べたりされました。
天の祭壇:艱難期に殉教した人たちが、その数が満ちるまで待っている場所です。
Q:千年王国内で死んだ人は、どこへいくのですか?
A:マタイ25章31節~46節によると、艱難期を生き延びて千年王国に入る人たちは「羊と山羊の選別」を受けます。羊(イエスを救い主と受け入れている人)は千年王国へ入れますが、山羊(イエスを救い主と受け入れてない人)はゲヘナへ直行なのです!
千年王国では地球上の環境は再び整えられ、肉食・毒をもつ生物等も無くなります。環境が良くなった事もあって寿命も延び、100歳で亡くなる人は呪われた者と言われます。(イザヤ65:20~25)ここを読むと、死は僅かではありますが無くなった訳ではないことが分かります。千年王国には、ハルマゲドンの戦いに参加せずに生き残ったノン・クリスチャンもいるのです。
とはいえ千年王国のある間、サタンは獄に閉じこめられているので(黙示20:3)栄光の体に変えられているクリスチャンが罪を犯す事も考えにくい上に、エデンの園と同じ環境になった地球上で、千年王国の終わりまで生きる人が大半でしょう。
千年王国の途中で死ぬ人はハデスへ行き、そこでイエスが救い主だと信頼すれば“子羊のいのちの書”に記名されます。大きな白い御座の前で裁かれますが、その際にこの”いのちの書”に名前があれば新天新地へ入れるのですが、記名が無ければ”火の池”(ゲヘナ)へ投げ込まれます。(黙示20:12~15)
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