1月26日:サタンの陰謀

メッセージ

創世記3:1~5/ここから既に、サタン(ナチャーシュ)の陰謀が働いています。
因みに”蛇”と訳されているサタンですが、”野の生き物のうちで”他の誰よりも賢かった(ヘブライ語では、ずる賢い、美しく光り輝いているという意味もあります)サタンは、果たして現代の私たちが想像する蛇の姿をしていたでしょうか?

・・・言葉巧みに、甘い実をつける木について話す、という漢字です。偶然でしょうか?!
まずどの様にするかというと・・・

①不自由さを暗示 ex)アダムとイブは何も欠けていなかったのに、足りないと思わされた!
②神のことばへの疑いと否定 ex)神は本当に言われたのですか。
③神は物惜しみする、過剰に要求する、イジワルだと思わせる
④命令は”自分で”判断するべきですよとそそのかす。

↓これは、神と引き離していく、神の愛を疑わせるサタンの策略なのです。

創世記2:16~17/神が人を殺すのでしょうか?いいえ、人は自由意志によって死ぬことを選びました。

・”死”は殺人ではなく「罪の結果」です。刑罰なのです。
・神は命を与えることの出来る唯一の存在です。与え、取り去る権威もお持ちです。
・神に裁かれた人々は皆、罪を犯した者たちでした。(ヨブの10人の子供たちは、皆神の元に引き上げられている)
・神も、罪の拡散をこれ以上防ぐために人類を根絶やしにされることをお考えになりました。

<サタンの主謀略>

①神の悪いイメージを刷り込む事
・・・サタンこそが嘘つきなのです。聖書にはサタンのことを“人殺し”、反逆者”、”貪り食う獅子”、”中傷者”、”偽りの父”等と書いてあります。
Ⅰペテロ5:8/身を慎み、目を覚ましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、吼えたける獅子のように、だれかを食い尽くそうと探し回っています。

②旧約の神は恐ろしい残虐な神、という誤解を植え付ける
・・・しかし実際の神は憐み深い神です。出エジプト記34:6、民数記14:18、申命記4:31等を読んでみましょう。
出エジプト記34:6/主は彼の前を通り過ぎるとき、こう宣言された。「主、主は、あわれみ深く、情け深い神。怒るのに遅く、恵みとまことに富み、恵みを千代まで保ち、咎と背きと罪を赦す。しかし、罰すべき者を必ず罰して、父の咎を子に、さらに子の子に、三代、四代に報いる者である。」


憐みという言葉はヘブライ語で胎、子宮、同情をさします。

また、恵みと言うのは受け取る価値がないにもかかわらず、手を差し伸べて下さることです。ダニエル書9:9、哀歌3:22、ネヘミヤ書9:17、詩篇86:5、詩篇86:15、詩篇108:4、詩篇145:8等を読んでみましょう。
ダニエル書9:9/あわれみと赦しは、私たちの神、主にあります。まことに、私たちは主に逆らいました。

③旧約の神は、新約の神と同じではない!という誤解を植え付ける

★神の本質は不変です。
ヤコブの手紙1:17
/すべての良い贈り物、またすべての完全な賜物は、上からのものであり、光を造られた父から下って来るのです。父には、移り変わりや、天体の運行によって生じる影のようなものはありません。
ヘブル人への手紙13:8/イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。

★旧約で示された神とは、イエス・キリストのことです。
ヨハネ5:39/あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思って、聖書を調べています。その聖書は、わたしについて証ししているものです。

④福音の輝きを隠す!

Ⅱコリント4:4/彼らの場合は、この世の神が、信じない者たちの思いを暗くし、神のかたちであるキリストの栄光に関わる福音の光を、輝かせないようにしているのです。

福音とは・・・?!
ヨハネ3:16/神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

イエスに信頼するだけで良いのです!

⑤死んだら楽になる?!という誤解を植え付ける

ヘブル人への手紙9:27~28/そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばくを受けることが定まっているように、キリストも、多くの人の罪を負うために一度ご自分を捧げ、二度目には、罪を負うためではなく、ご自分を待ち望んでいる人々の救いのために現れてくださいます。

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